共同研究発表
2月15日、3年生が共同研究を発表しました。
6月のテーマ発表から2月までそれぞれの班に分かれて、論文を書いてきました。
発表した内容は以下の通りです。
1班:国内宣伝・対外宣伝にみる戦争プロパガンダ
戦争プロパガンダの概要と対敵宣伝におけるドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、ソ連を比較研究していました。それぞれの国によって宣伝方法に違いがあり、情報操作が巧妙に使われている戦争プロパガンダについて、知ることができました。
2班:戦争報道から見るメディアの政治的作用
ボスニア紛争とイラク戦争の事例からメディアの政治的作用を分析し、メディアとの付き合い方を考察するという研究でした。意識せずとも情報社会にいきている私たちにとって,、もっと情報の怖さなどと向き合い、ただ情報を受け取るのでなく自分で取捨選択していくことが必要であると感じました。
3班:日本のソフトパワー戦略
ソフトパワー戦略について研究していました。日本は現在アニメなどのポップ・カルチャーを発信する「クール・ジャパン」に重点がおかれ戦略をたてている。しかし、それは本当にジョセフ・ナイが定義した「軍事や経済などの強制力を持つハードパワーではなくその国の魅力によって国際関係における好ましい結果を導く能力」としているソフトパワーの定義にあっているのかということに問題意識を置き日本の戦略について研究していました。発表を聞き、日本の戦略が弱いこと他国と比べることにより学び活かしてくべきことがあると感じました
4班:領土問題からみる中国の思惑
現在中国が抱えている領土問題について、中国の戦略、またこのような膨張主義をとる理由には何かあるのではないかという問題意識で研究をしていました。発表を聞き近年では陸地でなく海洋に進出していっていること、中国が戦略的、また古来中国人が持っている「中華思想」という考え方によっても領土を拡大していっているということがわかりました。
初めはどのように書けばいいのかと不安でしたが、段々と書いていくのが楽しくなり、学ぶことに向き合い、真剣に取り組んだことによって学ぶ楽しさというのを実感できました。